女性だって、本当は一人呑みしたい。セルフ式で楽しむ老舗酒場のルール。
〜創業57年「ニューカヤバ」独特なルールが生まれ語り継がれてきた。その理由とは〜
明治時代に、酒屋として創業。そこで人気のあった角打ちからの流れで「カヤバ」として店舗を持ち現在の「ニューカヤバ」へ。
当時、茅場町の別のところで開業していただが居酒屋という形にする際、それまで倉庫として使っていた場所を店舗とし利用。現在、駅から3分程度の場所にある。ガレージにぶら下がる赤提灯が目印だ。
●女性の一人客・女性のみのグループ客入店お断りの理由
老舗酒場でたまに見かける「女性禁止」のルール。正直、性別だけでお断りされるのは残念だがその独自の理由は「お客様にストレスを感じずに落ち着いて飲んでいただくためのルール」なのだとか。男性(ほぼオジサン)の満員のところに女性が入ってくると、店内の空気が変わってしまう為、いかに自然体で飲める場所であるかを守られてきた独特のルールなのだとか。男1人-女1人の組み合わせ、グループに女性一人の入店は可能。
●全てセルフで楽しめる、大人向けの遊園地
店内には、冷蔵庫にホッピーや瓶ビールをセルフサービスでとり、カウンターレジでお会計(現金のみ)システムと、焼酎・日本酒・ビールを自分で小銭を入れて注ぎいれる機械がある。お好みで濃さも選べ、とても楽しい。キャッシュレスの時代なので、現金を忘れずに!おつまみや、焼き鳥(生の状態)もレジで購入し、店奥の焼き場は人気のブース。自分で焼き、タレをつけ好きな焼き加減で食べることができる。体験型であり、非接触である形態はコロナ以降の時代のニーズにマッチしているのかもしれない。