朝から呑める築地市場で 、絶品ホルモンをつまみに瓶ビールをクイッと嗜む。
〜1947年創業以来70年以上もの間。人々に愛され続けてきた老舗ホルモン煮込み専門店〜
あちこちに歴史をしのばせる痕跡がある築地は若い年齢層にも人気が増え人の流れも変わり、築地は常に新しいものが生まれ、その歴史を風景に刻みこんできた場所だ。
昭和50年代より移転問題が持ち上がり2018年(平成30年)の市場移転まで、築地のまちは大きく揺れましたが、現在は築地場外市場を中心に多くの人で賑わっている。
東京都中央卸売市場が2018年10月に豊洲へと移転してからも、古くて新しい築地は魅力的な場所だ。
●開店前から行列ができる人気店「きつねや」
店頭の大鍋で作られるホルモン煮は、3代に渡って引き継がれてきたきつねやの名物メニューで、ホルモンの鮮度にこだわって作られている。現在の店主の方の祖父が考案したメニューで、当初ホルモン煮はお酒の肴として作られ、串刺しにしたモツを大鍋の縁に置きながらお酒を楽しんでいたのだのだとか。
●注文のルール
前払い制のお店なので、テイクアウトされる方も、お店で召し上がる方も、同じ行列に並び、食べたいメニューを注文。順番が来たら、支払いをし商品を受け取る。商品を受け取った後は、カウンター席や立食スペースで。
お通し代や席料はない。食後は、カウンターに食器を返却する。
そして、食べ物のシェアは禁止事項。お客2人に対してホルモン煮1個などの注文は禁止なのだ。
もうひとつのルールとして、単品でオーダーすることの出来ないメニューが2つある。
・「ホルモン煮」
・「肉どうふ」
ホルモン煮と肉どうふが食べたい場合は、ご飯やビール、お酒と一緒にオーダーが決まり。
●人気のホルモン煮の美味しさの秘密
ホルモンの鮮度によるものだけではなく、煮込む煮込み汁にあり、八丁味噌をベースにした秘伝の煮込み汁だ。創業以来継ぎ足しながら使い続けられいる。八丁味噌は赤みをおびていて、見た目はかなり赤みを帯びているのだが飲んでみると濃すぎず、ビールとの相性も抜群だ。
きつねや(築地市場)
〒104-0045 東京都中央区築地4丁目9−12
■営業時間 営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗情報をご確認ください。