昭和7年創業、関西風のだしが染み渡る、濃い口の老舗おでん専門店。
〜職人が丹念に仕込む、25種以上のおでんに舌鼓!〜
創業は初代の柿野光春さんが、銀座4丁目にあった「お多幸」で修業を重ね、暖簾わけをして貰った事で、昭和7年に現在の新橋1丁目にある新橋印章の場所に開店。
その後、戦争で営業が困難となり、昭和27年に同じく新橋1丁目の芝口薬局の並びに店を移し営業を再開。その場所で57年間営業後、平成20年8月に、現在の場所に移転。新橋駅西口を出て、新橋三丁目の交差点近くのビルの地下1階にある。
移転しても、店舗の雰囲気も変わらないようにと心がけられており、白木のカウンターやテーブルなど以前のものをそのまま使用し、昭和レトロを思わせる内装は特有の懐かしさを醸し出している。
●東京の老舗から厳選した素材を使用
豆腐は日本橋「双葉商店」、練り物は日本橋「神茂」、コンニャクは上野「大原本店」など、創業時より宮内庁御用達店を含む、厳選した素材を使用。毎朝仕入れるイワシやアジを用い、当たり鉢を使いながら2人がかりで練り上げる自家製つみれ、3~4回茹でこぼしてから串打ちした牛すじなど、素材に合わせて下ごしらえされた秘伝のおでん種となっている。
●おでん歴史の変化
食材の流通や人の好みの移り変わりによりおでん歴史は変化している。おでんの種も時代と共に変えられているらしく、「じゃがいも」などは、20年前くらいからメニューに加わったそうだ。かつては「里芋」や「八つ頭」をいれてたそうなのですが、食材の流通や人の好みの移り変わりによりおでん歴史は変化してるのだ。
お多幸 (新橋)
東京都港区新橋3-7-9 カワベビル B1F
■営業時間 営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗情報をご確認ください。