赤羽で老舗酒場の看板メニューを、お店お手製メモで、家でも酒場気分に思い耽る
〜「北の玄関口」赤羽の人気店〜
東京と埼玉の境に位置する北区の中でも北部に位置する赤羽は、交通の便がよく「北の玄関口」と呼ばれている。戦後間もない1945年に、『赤羽復興会商店街』として18人の方々で発足された。当時、埼玉県川口市に沢山の工場があり、夜勤明けの労働者の方々が沿線の赤羽で一杯飲んで帰る。というルーツがあり、朝からお店を開店した事がきっかけだ。
●まるます家 総本店の歩み
創業1950(昭和25)年創業。元は「自転車預かり」のお店だった。朝から飲めるお店として始めたところ、ちゃんとした焼酎が飲めるお店として評判になり、夜勤明けの工場で働く人や警察・消防などの公務員、バス・タクシーなどの運転業の方たちで賑わうようになっていった。戦後は真っ当な焼酎が飲める店というのは貴重で、愛知県のうなぎの養殖場に縁があった初代の方の伝手で、夏はうなぎ・冬は鯉を出すようになったことから、うなぎと鯉が店の看板メニューになったのだ。
●テイクアウトでお店の味をそのままお持ち帰り。人気メニュー「たぬき豆腐」の作り方
コロナの影響により、テイクアウトを開始。中でも「たぬき豆腐」にはお店の方お手製メニューが同封されており、「つゆ」から「わさび」まで全ての食材をひとつひとつラップに丁寧に袋に梱包。食材同士互い味が染み込むことなく、出来立てをお家で頂く事が出来るのだ。
「揚げ玉」が最高に絶品。脇役の存在のイメージのある揚げ玉だが、メニューに様々な揚げ物メニューをご提供されている「まるます屋」さんの油だけが作れる絶品作だ!!
●名物「ジャン酎」とは」??
通の方はご存知の「まるます家」さんで呑むなら「ジャン酎」!「ジャン酎」とは、1983年(昭和58年)東洋醸造から発売された瓶入りチューハイ「ハイリキ」の飲み物だ。「ハイリッキー」の名前で売り出されていた日本初のチューハイブランド。繁盛店さんのお客様方は、「ジャンボ酎ハイ」を短縮した呼び方で「ジャン酎」と呼ぶのだ。 2002年(平成14年)からアサヒブランドへと移行され、家庭で楽しめるチューハイとして長い歴史を刻み続けている。
私はテイクアウト用に、お店でも実際に卸されている「リカースタジオ清水屋」さんにて購入。
鯉とうなぎのまるます家 総本店(赤羽)
〒115-0045 東京都北区赤羽1-17−7
■営業時間 営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗情報をご確認ください。