今回の東京に発令された緊急事態宣言では、お店でお酒が頂けないという日常から癒しを奪われてしまった悲しみ、、。そんな中ですが、今できる事、当たり前の日常こそ感謝して穏やかに笑顔で過ごしたいものですねっ。
大人気店で、いつもなかなかお店に入れなかった念願のお店「鯉とうなぎのまるます家 総本店」さんでお昼をテイクアウトしました!
赤羽の歴史
東京と埼玉の境に位置する北区の中でも北部に位置する赤羽は、交通の便がよく「北の玄関口」と呼ばれています。赤羽一番街商店街は戦後の焼け跡から赤羽東口駅前の復興を主目的として、戦後間もない1945年に、『赤羽復興会商店街』として18人の方々で発足されました。当時、埼玉県川口市に沢山の工場があり、夜勤明けの労働者の方々が沿線の赤羽で一杯飲んで帰る。という歴史があり、そのために朝からお店を開けたのが始まりだそうです。
また、漫画家 清野とおるさんの「ウヒョッ!東京都北区赤羽」が舞台でお馴染みで人気を博してます。清野とおるさんの漫画は、『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』や『まあどうせいつか死ぬし』など日常の偏愛やユーモアがとても面白いのです♡
まるます家 総本店の歩み
創業1950(昭和25)年「鯉とうなぎのまるます家 総本店」さんのルーツはもともと「自転車預かり」のお店だったようです。朝から飲めるお店として始めたところ、ちゃんとした焼酎が飲めるお店として評判になり、夜勤明けの工場で働く人や警察・消防などの公務員、バス・タクシーなどの運転業の方たちで賑わうようになっていったとのこと。戦後は真っ当な焼酎が飲める店というのは貴重だったようです。愛知県のうなぎの養殖場に縁があった初代の方の伝手で、夏はうなぎ・冬は鯉を出すようになったことから、うなぎと鯉が店の看板メニューになったそうです。
人気メニュー「たぬき豆腐」の作り方
テイクアウト用に、お店の方のお手製メニューが同封されております。「つゆ」から「わさび」まで全ての食材をご丁寧に袋に梱包して頂いているので、食材通し互い味が染み込むことなく、出来立てをお家で頂けます!
蓋をあけるとこのように、ひとつひとつラップに包まれております。綺麗に盛り付けるかなっ
完成しました!
ワクワクしながら頂くと、まるで冷たいたぬきうどん・そばのような味わい!そして、お豆腐でとてもヘルシーで最高です。アサラー女子的にもアテとしても締めとしても罪悪感なく、汁までぺろりと頂けます。そして、「揚げ玉」が絶品、、!様々な揚げ物メニューをご提供されている「まるます屋」さんの油だけが作れる絶品作なのでしょうか。
メインのうなぎの白焼きです♡元気が出ない時は、うなぎに限ります!タレよりも白焼きが好きなので、わたしは購入時にお願いして白焼きを頂きました。身がほっこりと柔らかくて、とても美味しい、、、♡
名物「ジャン酎」とは」??
通の方はご存知の「まるます家」さんで呑むなら「ジャン酎」!「ジャン酎」とは、1983年(昭和58年)東洋醸造から発売された瓶入りチューハイ「ハイリキ」の飲み物です。「ハイリッキー」の名前で売り出されていた日本初のチューハイブランドで、繁盛店さんのお客様方は、「ジャンボ酎ハイ」を短縮した呼び方で「ジャン酎」と呼ぶのだそうです。 2002年(平成14年)からアサヒブランドへと移行され、家庭で楽しめるチューハイとして長い歴史を刻み続けています。
今回は、お店の方も卸されているお店「リカースタジオ清水屋」さんにて購入しました。
昭和38年創業。平成12年に現在の場所に移転され、地酒・本格焼酎・ワインなど酒類全般を取り扱われてます。※「まるます家」さんから徒歩3分程度の場所にあります。
うなぎ肝焼きと!最高!「ハイリキ」自体には少し甘みが付いているため、酸味のある果汁とうまく調和する様です。カットレモンをいれて「ジャン酎」をごくり!軽く1本飲み干しそう。。
まとめ
2021年/第3回目の緊急事態宣言が発令されてから、全ての飲食店の方々の現状のお気持ちをお察しすると、とても胸が痛みますが、いつもは混雑されていて入れなかった老舗店のお味をテイクアウトメニューとして頂く事が出来、美味しく頂くことが出来ました。。普段お店で一人呑みが苦手な方も、まずはお店のお味をテイクアウトされてみてはいかがでしょうか。